放射線部

放射線部

 放射線部のご紹介

 この部署では、主に放射線を使用した検査・画像診断を行います。
 全ての診療科から検査依頼があり、各科の要望に沿った画像を提供できるよう努めております。
 検査についてご不明な点は、遠慮なくスタッフにお尋ねください。

〈〈医療機関の方へ〉〉
 CT・MRI等については外部からの検査依頼も積極的に受け入れております。患者様をご紹介いただく際は、こちら(患者様の紹介・予約)をご覧ください。

当部門で受けることができる検査

医師・スタッフ

常勤放射線診断医 :1名  部長 大成宣弘 医師
非常勤放射線診断医:1名(水曜午前のみ)
診療放射線技師  :6名
放射線部助手   :1名

検査紹介

乳房撮影(マンモグラフィー)

検査の概要

 X線を用いた撮影ですが、通常のレントゲン撮影とは異なる装置を使用し、乳房を可能な限り圧迫し薄く伸ばした状態で撮影します。
 当院は認定資格を持った女性技師が撮影を行い、専門医による読影を行っておりますので、安心して検査を受けて頂けます。

*撮影技術や画像処理についてガイドラインに沿った撮影を行っており、一定の水準以上の知識や撮影技術があることを証明する施設基準です

検査装置について
【高画質】
 フラットパネル検出器搭載でX線を高精細・高感度で効率的に収集します。
 高品質の画像で細かな石灰化や乳腺構造を鮮明に描出することが可能です。

【低被ばく】
 高感度フラットパネル検出器・画像処理技術・最適なX線出力(撮影条件)調整機能の搭載により、少ない放射線量で質の高い検査を受けていただけます。
乳房撮影装置
FUJIFILM Medical

CT(コンピュータ断層撮影)

検査の概要

 身体の周りからX線を照射してコンピュータで複雑な計算を行うことで断面の画像を作り、体内の状態を観察できる検査です。撮影した画像からさらに別の断面を作成したり血管や骨などの立体画像を作成したりと診断を補助する様々な画像を提供します。

撮影時間の目安: 5~10分程度
頭頚部、歯科領域、四肢(手足)などを撮影する場合は食事制限はありません。
腹部の撮影を行う場合は検査の4時間前から食べ物やスープ類は摂らないでで下さい。
水や麦茶は飲んでもかまいません。絶食の時間については他の検査の兼ね合いもありますので、別途ご案内させて頂く場合があります。
検査時間の目安: 15~20分(検査前の準備によって変動します)
撮影部位にかかわらず、検査4時間前から食べ物(スープ類含む)を摂らないでください。水や麦茶などの糖分を含まないものは飲んでもかまいません。絶食の時間については他の検査の兼ね合いもありますので、別途ご案内させて頂く場合があります。
造影CTを受けられる方で、次の項目に当てはまる方はお申し出下さい
ヨードアレルギーのある方
過去にCTや血管造影などの造影剤で副作用があった
気管支喘息、アレルギー疾患、甲状腺機能亢進症の既往がある
腎臓の機能が低下している
糖尿病治療薬(メトホルミン等)を飲用している
検査装置
80列マルチスライスCT
Canon Medical Systems

 AI技術であるディープラーニングを用いた画像再構成技術を搭載しており、画質を維持しつつ照射する放射線量の低減や撮影時間の短縮を図ることができます。

 人工骨頭や脳動脈クリップなどの金属が体内にある場合、従来のCTで撮影すると画像が大きく乱れて見えない部分がありましたが、この機能を用いることで描出することが可能となりました。

金属アーチファクト低減処理の効果
上:従来画像
下:低減処理ON

 平均的なCTの開口径よりも大きく、閉塞感が軽減されます。
 また、横方向に体を寄せるような撮影でも、装置と体が接触せず安全に検査を進めることができます。

当院CT参考画像
胸部
頭部
歯科領域
四肢(画像は大腿骨)
大腸CT
 肛門より炭酸ガスを注入し、大腸を膨らませて撮影します。
 検査前日から専用の食事や服薬などの前処置が必要です。
 詳しくは外科・胃腸内科へお問い合わせください。
冠動脈CT
 造影剤を使用し、心臓の血管を撮影します。心拍数が高い(脈が早い)場合は検査前に服薬していただくことがあります。
 詳しくは内科へお問い合わせください。
手術支援
 提示している画像は大腸の術前検査です。造影剤を使用して血管の走行を描出します。
 この他の部位や骨折に対しても手術前の三次元画像が役立っています。

MRI(磁気共鳴イメージング)

検査の概要
強力な磁場と電波を利用して撮影する検査です。
X線を使用しないため放射線被ばくがありません
造影剤を使用せず血管の撮影が可能です(部位によっては血管撮影に造影剤を使用します)
レントゲンやCTとは異なる性質の画像が得られます
同じ部位の画像を様々な方法で撮影するため、他の検査よりも時間がかかります
極度の閉所恐怖症の方は検査ができないことがあります
MRI特有の注意事項もございますので、後述の「MRI検査における注意事項」をご確認ください
ご心配な場合は病院スタッフや担当技師にお申し出ください。
MRI検査における注意事項」をご覧ください
腹部の検査(肝臓・胆のう(胆道)・膵臓・胃・十二指腸)の場合は検査4時間前より食事を摂らないでください。
MRI検査における注意事項」をご覧ください
撮影部位にかかわらず、検査4時間前より食事を摂らないでください。
水・麦茶は検査直前までお摂りいただけますが、胆のうや膵臓の撮影(MRCP)を併用する場合は検査2時間前より水分摂取もお控えください。
注入した造影剤は腎臓から尿として排出されます。排出を促すため、多めの水分をお摂りください(水分制限がある方は医師の指示に従ってください)
造影MRIを受けられる方で、次の項目に当てはまる方はお申し出下さい
腎臓の機能が低下している方
MRIの造影剤を使用した際に副作用とみられる症状があった方
気管支喘息の既往がある方
MRI検査における注意事項」をご覧ください
4時間前より食事を摂らないでください。
2時間前より水分も撮らないでください。
検査直前に検査用のお薬を飲んでいただくことがあります。
血管から造影剤を注入する「造影MRI」を併用することがあります。
MRI検査における注意事項
MRI検査を受けられない方
心臓ペースメーカー除細動器人工内耳など埋め込み型の電子機器のある方
MRI検査に対応していない体内金属がある方
脳室シャントバルブのある方
妊娠またはその可能性がある方(医師が必要と判断すれば検査を行います)
検査前に外していただくもの
入れ歯、補聴器、ウイッグ、装具類
金具のついた衣服(ファスナー、ホック、装飾など)
発熱肌着(ヒートテック、あったかインナーなど)
シップ、貼り薬(剥がさなくてよいものもあります)、カイロ
カラーコンタクト(通常のコンタクトレンズは可)
アクセサリー類
その他、磁気を帯びたもの
など
その他
 この他にも多くの禁忌事項・注意事項があります。小さなことでも検査前の問診で申告していただきますようお願いいたします。検査前に緊急ブザーをお渡しするようにしていますので、もし検査中に熱感・痛みをはじめとする違和感があればすぐにブザーを押して担当技師にお知らせください。
検査装置
Gracian_Canon-medical
超電導1.5テスラMRI
Canon Medical Systems

 AI技術であるディープラーニングを用いた画像再構成技術を搭載しており、画像上のノイズを効果的に除去します。これにより高い画質で撮影時間の短縮を図ることができるようになりました。

 MRI撮像時の大きな音を低減する技術が搭載されており、比較的小さな音で検査を受けることができます。
(撮影の種類によっては大きな音が発生します)

 新しい技術を用いた様々な撮影方法をAI技術と組み合わせることで、患者さんの状態に合った検査方法(短時間優先、コントラスト・分解能優先など)の幅が広がりました。

当院MRI参考画像
脳MRA
頚部MRA
脳血流画像
(ASL)
顎関節
腰髄
肩関節
膝関節
腎動脈MRA
全身MRI
(DWIBS)

一般撮影・歯科撮影

 いわゆる”レントゲン撮影”で、シンプルな撮影ですが日常の診療に欠かせない検査です。
 病棟、手術室、救急室で撮影する場合は移動型の装置(ポータブル撮影装置)を用いて撮影します。
 歯科領域においてはパノラマ撮影装置を用い、上下顎の状態、顎骨の病変による変形、埋没歯、顎関節を観察します。

検査装置
X線撮影装置
Canon Medical Systems
ポータブル撮影装置
Shimadzu Medical Systems
パノラマ装置
J.Morita MFG.

エックス線TV(透視)

検査の概要

 胃や腸のバリウム検査で多く使用される装置です。透視とは、少量のX線を出しながらリアルタイムで胃腸の動きやバリウムの流れを観察できる方法です。透視画像を見ながらタイミングを見計らってレントゲンのような静止画を撮影します。
 バリウムを用いた検査だけでなく、各種チューブの挿入や関節が脱臼した際の整復(元の位置に戻す方法)など、様々な用途で使用します。

 手術室では移動型の透視装置(外科用イメージ)を用いて手術を行うことがあります。

検査装置・画像
X線TV(透視)装置
Shimadzu Medical Systems

血管造影

検査の概要

 造影剤を使用し、血管を鮮明に描出することができる装置です。デジタルTVシステム(Cアーム)採用により、血管撮影から通常の透視撮影まで幅広く活用しています。
 検査としても使用できますが、多くの場合はカテーテルを用いた血管内治療を行います。

治療・検査には入院が伴う場合がありますので、詳しくは担当医にお尋ねください。

検査装置について
血管造影装置
Canon Medical Systems
透析シャントの狭窄に対する
血管拡張術(PTA)
肝臓TACE
副腎静脈サンプリング(検査)   
画像準備中

骨塩定量(骨密度測定)

検査の概要

 2種類のX線を使用し、骨のミネラル成分の濃度を測定します。
 骨粗しょう症の診断や治療の経過観察などに広く用いられており、腰の骨(腰椎)や大腿骨頚部(足の付け根)、必要に応じて全身の骨を測定します。

検査装置について
測定画像
骨密度レポート
骨塩定量装置
Hologic

診療科より一言

 皆様が安心して検査を受けていただける放射線科を目指しています。
 検査についてご不明な点がございましたら、遠慮なくお尋ねください。
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