地域包括ケア病棟
1.地域包括ケア病棟のご案内 パンフレット参照
地域包括ケア病棟とは当院では平成28年6月1日より、患者様の在宅へ のスムーズな復帰を目的として、東5病棟の55床を地域包括ケア病棟とし て運用いたします。
2.このような方を対象としています
■急性期病棟での入院治療により病状が安定し、在宅復帰に向けての準備や 継続的なリハビリテーションが必要な方
■発熱、脱水、けが、誤嚥予防、日常生活動作(ADL)向上など、重症度 の観点から地域包括ケア病棟への入院が妥当と判断された方
※病状により入院期間は異なりますが、最大60日間です。
※入院中は、医師や看護師をはじめ、各医療スタッフが患者様の在宅復帰 に向けた治療・支援を行います。
※当院入院中に他の診療科や医療機関を受診することはできません。受診 の予定・希望がある場合には、必ず看護師へお申し出下さい。
※服用しているお薬がある方は、すべてのお薬(目薬、軟膏、湿布なども 含む)とお薬手帳等、服薬状況の分かるものを忘れずにご準備してくだ さい。
3.入院費用について
入院治療費は1日あたりの定額制ですので、投薬、注射、検査、レントゲ ン、処置、リハビリテーションなどの費用は含まれます。ただし、抗悪性腫 瘍剤、医療用麻薬、透析時の造血剤などは別途請求となります。
また一般病棟と同様に、食事療養費一部負担金として一食あたり460円 かかります。
個室をご利用の場合は、差額ベッド代が必要となります。4.当院の地域包括ケア病棟での流れ
在宅復帰支援計画に基づき、主治医をはじめ看護師、リハビリテーションス タッフ、MSW(医療ソーシャルワーカー)等が連携し、患者様の在宅復帰に 向けた準備、支援、相談を行っていきます。
①地域包括ケア病棟へ入室
■主治医から、今後の治療計画と退院までの予定をご説明します。
②患者様・ご家族へのカンファレンス
■必要に応じて、医療、介護、福祉サービスを利用した体制の整備、患 者様の機能訓練等、退院後の生活のアドバイスやサポートを医療スタ ッフ全員で検討し、実施します。
③退院
■入院期間は、入室から60日以内となっています。
■退院後の在宅復帰について支援します。